参加:StartupGroovy

Groovy の勉強会(参加:第 17 回 G* ワークショップ)で出会った、きょんさん([twitter:@kyon_mm])主催の Groovy 入門レベルの勉強会に参加してきました。

概要

  • 日程:2012 年 2 月 18 日(土) 10:30-18:30(ビアバッシュ-20:30)
  • 場所:オラクル青山センター

午前

Java および Groovy の簡単な説明と環境設定。
「経験者席」に座った僕のサポートの仕事はここまで。Groovy は普段、使っていないため演習のサポートは残念ながらできません。
# 実際、演習ではグループ内で一番進捗が遅かった(Groovy が初めての方も含む)

先週の鼻メガネ の時に聞いていましたが、IntelliJ IDEA を使用。ほとんどの参加者が、初めて使うという状況。
僕は、自分の知らないものを知るのはワクワク感があるので良いと思います。
それに、「講師側が自分のお薦めするもの」を使わせるのは理にかなってると思います(実は仕事上、そうすべきかどうかちょっと悩んでました)。
「自分は嫌いだけど仕方なく受講者に薦めて使わせてる」のは嘘になるし、そもそも講師として楽しくないし(ここ重要)。
その上で、参加者側はもっといいのがあればそっちに移ればいいんだろうなーと思いました。

午後

演習。提供されたテストにパスするよう、コードを実装という形式でした。
どれも Groovy であれば 1 行で記述できるものばかりなので、API に慣れるという目的のためには非常にわかりやすいと感じました。
# 普段、研修では最初から JUnit のテストケースも含めて受講者に記述させていますが、この形式も試してみたいですね

なお、数ヶ月前にペンギン本を読んだきりコードを書いていなかったので、全部は解けませんでした。
# 本は、演習中は Groovy が初めてという方にお貸ししていました

基本的に、本家の Web サイトを参考に解いてましたが、Groovy の敷居の高さには以下の点があるのではないかと思います。

  • API ドキュメントがあまり丁寧ではないかも(引数、戻り値やクロージャに渡される引数の説明が不足)。他の多くの OSS プロダクトも同じような(むしろ、もっと情報のない)ものも多いですが
  • 言語仕様に関するドキュメントが探し辛い(僕は見つけられなかった)

その点、ペンギン本はわかりやすく書かれていますね。
この本がないと、今回の内容でも初めての人にはとても難しかったのではないでしょうか。

プログラミングGROOVY

プログラミングGROOVY

闇 LT。
全然闇ではなかったですけどね。
また読みたい本が増えました。

プログラミングの基礎 ((Computer Science Library))

プログラミングの基礎 ((Computer Science Library))

いかにして問題をとくか

いかにして問題をとくか

感想

今回の収穫

  • 実際に使っている人の書くコードを見ることができた。もう少しコード量の多いものなら、TDDBC のように誰かのコードを発表とかあってもよかったかも知れないですね
  • 本編と全く関係ないのですが、[twitter:@yokatsuki] さんと研修講師談義ができた。同じ思いを持っている方がいた(詳細は書きませんが)!
  • これも本編とは関係ないのですが、とある事情で JavaScript を触り始めたので WebStorm 使ってみようかなと([twitter:@inda_re] さんのオヌヌメ

次は、実際に Groovy が利用されているプロダクトとして Logback を使ってログ出力設定ワークショップなどいいですね(よくないか)。